PIANICA MAEDA & MUMBIA Y SUS CANDELOSOS |「おすべらかし」(Digital)
日本発のハイブリッド・クンビア・バンド「MUMBIA Y SUS CANDELOSOS」と、日本が世界に誇る鍵盤ハーモニカ奏者・ピアニカ前田によるスペシャル・コラボレーション作品。
昨年末にリリースされた7inchEPが話題となる中、和音階で、雅楽の竜笛のようなフルートと笙のようなアコーディオンが印象的な、ピアニカ前田作の日本産クンビア「おすべらかし」のデジタル・リリースが決定。MIXはこれまた日本が誇るDUBアーティスト、DUB MASTER X。和テイストとチーチャ感満載のデザインは民謡クルセイダーズのリーダーでもある田中克海。
*チーチャ:60〜70年代にペルーで独自に発展したサイケデリック・クンビアのジャンル。クンビアと先住民族系の音楽やサーフ・ロックなどが融合して生まれた。
PIANICA MAEDA & MUMBIA Y SUS CANDELOSOS
「おすべらかし」[Digital]
Digital | NGCA-1063_1 | 2023.01.11 Release | NGMR by IDEAL MUSIC LLC.
「おすべらかし」
和音階で、雅楽の竜笛のようなフルートと笙のようなアコーディオンが印象的な、ピアニカ前田作のいやらしいほどに和風なクンビア。平安時代から続く、女性皇族や女官が儀式の際に結う正式な髪型の名前である<おすべらかし(大垂髪)>をタイトルに冠する、日本産クンビアの決定版。
ピアニカ前田 PIANICA MAEDA
世界に誇る孤高の鍵盤ハーモニカ奏者。
ジャズピアニストを志して上京するも、若き日に友人から、スティービーワンダーの「Isn’t She Lovely」の間奏は実は鍵盤ハーモニカだと吹き込まれ(実際はハーモニカ)、楽器研究と猛練習の末に独自の奏法を発明してしまう。
91年ごろに結成したピラニアンズはアコースティック・スウィングの王道をゆくサウンドで評価も高く、他にもソロ作品やボッサピアニキータ、STOMPi and Swing Laboなど、数々のバンドやユニットでその唯一無二のトーンを響かせている。
客演でも、仲井戸麗市、ハナレグミの作品への参加や、民謡クルセイダーズのステージへのゲスト出演など、様々なアーティストの録音やライブに参加。また、自身で切り開いてきた鍵盤ハーモニカ演奏の技術を後進に伝える活動も積極的に行なっている。
MUMBIA Y SUS CANDELOSOS ムンビア・イ・スス・カンデローソス
民謡クルセイダーズ等で活躍するパーカッショニスト、”MUUPY(ムーピー)”こと小林ムツミ率いる東京発ハイブリッド・クンビア・バンド。その強烈にダンスフロア志向のサウンドを気に入ったコロンビアのMateo Rivano(マテオ・リバーノ/コロンビアのクンビアシーンで数々のアートワークを手掛ける)により「Mumbia Y Sus Candelosos (からだの中に炎を宿した者たち)」の名を授かる。サックス&フルートに藤枝伸介(SoFa Records, SINSUKE FUJIEDA GROUP, Sound Furniture)、アコーディオンに梅野絵里、トランペットに梅澤伸之、ベースに久保祐一朗 (ROOTSTRIBE、ex.JARIBU Afrobeat Arkestra)、ラップにHYDRO as BNJという、多方面で活躍する凄腕&オープンマインドなメンバーが集い、ヒップホップやアフロビート、昭和歌謡などが入り交じる豊かな土壌に根を張った「東京オリジナルのクンビア」でフロアを熱狂させる。東京からトロピカルミュージックを発信するレーベルOKRA JIRUSHIより「東京クンビア三部作」の第1弾7インチシングルを2020年1月にリリース、第2弾10インチシングルを2020年5月にリリース。第3弾を2022年にリリース予定。
・小林ムツミ(リーダー/パーカッション/ショルキー/プログラミング)
・梅野絵里(アコーディオン)
・藤枝伸介(サックス/フルート)
・梅澤伸之(トランペット)
・久保祐一朗(ベース)
・HYDRO as BNJ (ラップ)